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2025年7月7日、七夕の夜。ここ、らかん高原オートキャンプ場は、満天の星空が広がる絶好のロケーションです。今日は年に一度、織姫と彦星が再会を果たす特別な夜。私もこの星空の下、二人の物語に思いを馳せています。
今宵、夜空でひときわ輝くのは、夏の大三角形を形成する二つの主役、ベガとアルタイルです。
ベガは、琴座で最も明るい星で、その名の通り、天の川のほとりで神々の衣を織る美しい織姫(おりひめ)を表しています。彼女の織る布は、それは見事な五色の輝きを放ち、季節ごとに色を変えるほどだったと言われています。
そして、その天の川を挟んで輝くのが、こちらの**アルタイル(彦星)**です。

アルタイルは、わし座の一等星。別名を牽牛星(けんぎゅうせい)とも呼ばれ、天の川の西岸で天帝の牛を飼う、働き者の彦星(ひこぼし)として知られています。毎日欠かさず牛の世話をする真面目な青年でした。
美しい織姫と働き者の彦星。天帝は、真面目に働く二人の姿を見て、お互いを引き合わせました。二人はたちまち恋に落ち、夫婦となります。しかし、あまりにも仲睦まじい二人は、仕事をおろそかにするようになってしまいました。織姫は衣を織らず、彦星は牛を追わなくなってしまったのです。
これに怒った天帝は、天の川を挟んで二人を遠く離してしまいます。織姫は天の川の東に、彦星は西に。恋しい気持ちが募るばかりで、二人は嘆き悲しみます。
その様子を見た天帝は、不憫に思い、年に一度、七月七日の夜だけ、天の川を渡って会うことを許したのです。
しかし、もしその日が雨で、天の川の水かさが増して渡れない時はどうなるのでしょう?そんな時は、たくさんのカササギたちが集まってきて、その翼で橋を架けてくれると言い伝えられています。
今夜、らかん高原オートキャンプ場から見上げる空には、天の川がうっすらと見え、その両岸にベガとアルタイルが輝いています。幸いにも雨の気配はなく、二人はきっと、待ちわびた再会を果たしていることでしょう。

この静かな夜空の下で、遠い昔から語り継がれる壮大な愛の物語に思いを馳せると、なんだか心が温かくなります。皆さんも、今夜はぜひ夜空を見上げて、織姫と彦星の再会を祝ってみてはいかがでしょうか。
素敵な七夕の夜をお過ごしください。
今夜は月明かりで肉眼では少し見えにくいですが、よく晴れています