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日別アーカイブ: 2026年3月15日

三月の冷え込みと、カエル池の小さな命たち

3月も半ば、らかん高原にも春の気配が…と言いたいところですが、昨日の朝は「冬の意地」のような、厳しい冷え込みとなりました。

 カエル池に張った氷

標高800メートルの高原の朝。 外気温が氷点下になる中、カエル池を覗いてみると、なんと表面に氷が張っていました!

実はここらかん高原では、約2週間前から「蛙合戦(ヒキガエルの集団繁殖)」が始まっていました。 今年はヒキガエルと、ヤマアカガエルの産卵もほぼ終わっていたのですが、昨朝の冷え込みで池が凍ってしまったのです。

「せっかく産んだ卵、大丈夫かな…」

一瞬心配が過りましたが、自然界の命は、私たちが思うよりもずっと逞しいのです。 卵たちは氷の下でじっと耐え、水温が上がるのを待っています。

 二種類の命のバトン

写真は、その凍った池の卵たちの様子です。 お分かりになるでしょうか?

実はここには、二種類のカエルの卵が混ざっています。 長く、透明なゼリー状の紐の中に黒い粒々が並んでいるのがヒキガエルの卵。 そして、その中にある「少し小さめで細い直線になっている卵」の塊が、ヤマアカガエルの卵です。

卵から、可愛いおたまじゃくしになるのも、もうすぐです。 この寒さを乗り越えて、また賑やかな池の声が聞けるようになるのが今から楽しみでなりません。 羅漢高原の「春の目覚め」は、こうして静かに、でも確実に進んでいます。

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